先週、南部中学校の第一回保健委員会に参加してきました。
先生方をはじめ保護者の代表委員の方が多数参加しておられました。
先日は小学校保健委員会のことをブログに書かせてもらいましたが、
保健委員会とは学校長の学校保健についての顧問機関で、その答申された内容が
実践活動として具体的に展開されます。
その活動が、学校から家庭・地域へと浸透拡大され、
生徒たちの健康増進に寄与されるためのものです。
やはり、目の当たりにして数字を見て驚いたのが、
生徒の虫歯保有率。9割近い生徒が虫歯を保有しています。
処置完了者は3割に満たない数です。
全国の虫歯保有率平均は3割弱です。
この地域の虫歯保有率がどれだけ高いかが分かるかと思います。
私も少し発言する機会を与えられましたので、
保護者の方がぜひ子供の口の中に目を向けて、
虫歯の治療そして予防に力を注いで頂きたいとお伝えしました。
歯に関する情報は本やネットなどであふれかえっているのに、
あまりにも無関心すぎる状況が、子供たちの虫歯保有率を
あげていると思います。
近年、子供の虫歯は減少してきているといわれていますが、
数字を見ればまだまだだということがわかります。
自分の歯で噛み、自分の歯で生活できることが、
将来どんなにありがたいかを、今、若いころに認識することが、
なかなか難しいのだと思います。
歯は・・・・・
♢体の健康を支え、毎日充実した生活を送るために欠かせません。
♢歯を使い良く噛むことで、食物の消化を助けるのはもちろんのこと、
♢胃腸の動きを活発にし、栄養吸収を促進してくれます。
歯も体の重要な一部と認識し、歯の健康づくりに心がける習慣を身につけてほしいと思います。
学校で歯の健康を守る教育もなされていますが、
やはり子供たちの口の中を、保護者の方が責任をもって、
守ってもらいたい。
彼ら彼女らから将来笑顔を奪わないように、
私もできる限り協力させて頂きたいと思いました。